バス釣り・ルアー専門店 バスプロショップナイル
<イジリ一誕生話> このルアーのたたき台を作つたのは完成の何年前でしょうか?一番始めは動きが出るかを確かめる為に成形し やすいアルミをカットしてリツプを試しました。その時の感想は 「お、泳ぐぞ!!」でした。構造の原理的には 動くだろうと思つてはいましたが、試さないとわからない事がいつぱいあります。しばらくそのアルミブレード でテストをしていましたが、その時はまだグッとは来ていませんでした。なのでうつかりテストのルア-をBasser の巻物特集に乗せてしまつていたり‥。後にこのルアーは化けるぞと解つた時は迂闊に雑誌に載せたことにヒヤ ヒヤしたもんです。このルアーが本当に凄いと思つたのは次のテストモデルを作つた時でした。アルミだと穴が 摩耗してすぐにちぎれそうになるのが解り、少し無理をしてステンレスを自分でカットしてテストのブレードを 作る事に。その始めの動きを見た時、頭が吹つ飛びそうになりました。そのピッチの速さ、ビートの強さ、クリ ック昔。 「これは凄いんアーになる! ! (目が$マーク笑)」 そこからは、出来るだけ隠してテストしていまし た。時々信用出来る仲間に見せたり、取材の時に使つて雑誌の人に見てもらつたりしましたがそれ以外はひたす らだまつて孤独にテスト。雑誌に載つてもフルモザイクだつたり、あえて写真は使わなかつたりと、雑誌者の 方々には気を使つて頂いて本当に感謝しています。大会でも色々使いたい環境はありましたが、人が多いという 事で使わないでいました。そうして、悶々とした日々を通過し、2015年12月に情報を公開。そして、そこからは 自分自身と他人の言葉に背中を押されてテストを急速に進めました。久々に頭がヒートしそうな緊張感のあるル ア一作りでしたが、自分の今持つている設計能力をフルに出し切れたと思つています。 イジリースティック95は色々なサイズ、形を試した中で始めにバランスが出たモデルです。大きさもちょうど 良いと言う事で、これからイジリ一伝説 (←勝手に妄想 笑)を始めようと決めました。ここからサイズ違い、 仕様違いを出して言つて伝説を作り上げたいと思つています。
<機能> チヤターのブレードの機能をリップへと転換したのですがそれが上手く行き、本当にチヤターさながらの高速 ピッチで水をかき分けます。ボディーはそのリップの動きに対して、上手くリズムが含えば (ゆっくり引いた 時)うねうね泳ぎ、追いつかなくなると真っすぐ棒状になってピリピリロールするだげになりま。 ワイドモデ ルはかなりの速度まではボディーがうねうねするようになっています。最終的に高速ではI字になりますがタイト モデルよりボディ一のうねりが強いので、ワイドモデルという名前にしました。 ルアーを巻く速度ですが、低速〜高速 (回収レベルを超高速とした場合。何時か超高速対応モデルも作りた い)まで幅広く対応します。僕が始めにルアーに求めた速度は中速から高速でした。それが、そのリップがもつ 強さを最大限に発揮出来るからです。ただ、あまり速いと魚が不機嫌な時は追いきれません。本気の魚に対し て,ルアーの速度が早すぎると言う事は無いと思っていますが、それも魚の機嫌次第。魚が不機嫌で動くテリト リーが狭い時は追ってくれません。そう言う際は、ゆっくり一定に巻く。もしくはストップ&ゴー (ダイブ&フ ロート)が良いです。ブルブルっと動かしてはパッと止める。これの繰り返しでやはり移動距離を抑えて誘いま す。 そして、始めの思いとは違いますが、かなり低速でも動きは出ますので、先ほど書いたようにゆっくりただ引 きというのも効果的です。後はシェイク。ラインスラックを多めに出して、ブレードだけをゆらすイメージでパ ンパン振動させると、移動距離を抑えてその場でルアーがロールします。魚が水面でもがいている様にも見える ので、これも一つの技として覚えておいてくと役に立つと思います。各自色々試して、自分の好きな速度、使い 方を見つけて下さい。
<補足> チャターリップの使用にはスナップが必要不可欠です。ブレード中央の2つの長細い穴にスナッフを着けて使 って下さい。といいつつ、販売時にスナップは着けていません。これは訳がありまして、僕自身チヤターを購入 して付属のスナップを使った事が無いからです。スナップは人それぞれこだわりのある部分ですので、あえて着 けないで好きなのを選んでもらう事にしました。僕はラウンドタイプの#1~2番という少し大きめのものを使用し ております。
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